磯前神社

村の歴史と信仰を今に伝える小さな神社

磯前神社は、葛尾村の有形文化財に指定されている歴史ある氏神様(村指定有形文化財)。

境内までの参拝路自体が小さな散策ルートとしても楽しめます。

いくつかの鳥居をくぐり、長い杉林の道を歩き、上り坂と階段を経由してたどり着きます。


社殿のすぐ前、鳥居の両脇にそびえた「高御座の夫婦大杉(たかみくらのめおとおおすぎ)」は天然記念物。

高御座とは天皇の御座のこと。

1688(貞亨5)年、馬頭観世音菩薩の御神木として植樹された、村内屈指の大木です。

樹高約23メートル、幹周囲は、向かって右が3.3メートル、左が3.8メートルあります。


小ぶりな社殿はまるでお堂のような佇まいですが、そこに流れる歴史の重みと静かな信仰の空気が、訪れた人に静かな感動を与えてくれるはず。

社内には、文久3年(1864年)や明治15年(1882年)などと年月が記された 彩色の奉納絵馬 が残されており、長い歴史の中で地域の人々が祈りを捧げてきた証が今も息づいています。

大永2年(1522年)に勧請されたと伝えられ、もとは薬師如来を祀るお堂でしたが、後に大国主命と言代主命 を祭る神社として再編されました。

屋根には 宝珠 が設えられ、欄間(らんま)には 狛犬の彫刻 が施されています。


境内には松本三九郎一族の墓標石群が全部で49基残されています。

すべて参詣墓で、松本三九郎一族の遺骸を葬った本当のお墓は大尽屋敷跡公園から磨崖仏方面への坂道を登る途中にあります。


ほど近くにある薬師寺、磨崖仏、葛尾大尽屋敷跡公園と併せて、ぜひ立ち寄ってみてください。

村の歴史や信仰を感じられる場所です。

基本情報

住所
福島県双葉郡葛尾村葛尾関場100
アクセス
船引三春ICから車で約65分
JR船引駅から車で約40分
JR郡山駅から車で約70分
ウェブサイト
葛尾村の文化財

※営業時間や定休日、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。

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