かつらお村 みんなの山学校2026 ~初夏の部~ を実施しました。
- お知らせ

阿武隈の豊かな自然に囲まれた葛尾村には、山と共に生き、自然の恵みと共にある豊かな暮らしが受け継がれてきました。
村の豊かな自然や山村の暮らしを実際に体験してもらい、葛尾村の魅力を知って「ファン」になってくれる仲間をもっと増やしたい――。
そんな思いから立ち上がった新しい取り組み「みんなの山学校」。
これからの葛尾村で「山と人」「人と人」が楽しくつながる新しい場を目指し、その第一歩として「みんなの山学校2026 ~初夏の部~」を開催いたしました。
開催概要
今回の取り組みは「みんなの山学校」のトライアルとして 、企画者の知人・友人を中心にお声がけして実施しました。
〇開催日:2026年5月30日(土)~5月31日(日)
〇参加者:福島県内および首都圏から8名
〇参加者層:20代~30代

1日目:葛尾の豊かな自然と山村の暮らしに触れる
・地元ガイドと行く山菜取りツアー
まずは地元のガイドさんとともに、旬を迎えた「フキ」の採取ツアーへ出発。
安全に配慮しながら体験を行えるよう、事前に採取予定地で採取したフキの放射線量検査等を実施しました。
立派に育ったフキを丁寧に手摘みしながら、葛尾の山の恵みに直接触れる体験となりました。

・地域が向き合う「イノシシ被害」の現場見学
山村の暮らしを知るうえで欠かせないのが、野生動物との付き合い方です。
現在、村民の皆さんが向き合っているイノシシ被害の現状について、福島県避難地域鳥獣対策支援員の近藤祉秋さんからお話を聞き、
葛尾の「今」をリアルに知る貴重な学びの機会となりました。

・自然の中で童心に帰るひととき&夜は交流BBQ!
フキ採取や見学の合間には、清らかな川のせせらぎに足を浸す場面も。
葛尾の豊かな自然を前に、参加者の皆さんも思わず童心に帰って笑顔が溢れていました。
夕方からは、葛尾村森林公園内にある森に囲まれたキャンプ場「もりもりランド・かつらお」で、葛尾村産の食材を使ったバーベキューを開催。
おいしいバーベキューに舌鼓を打ちながら、葛尾村への思いなどを語り合い、大いに親睦を深めました。




2日目:手仕事を囲んで広がる「井戸端会議」
2日目の朝は、「もりもりランド・かつらお」での爽やかな朝食からスタート。
澄み切った森の空気を胸いっぱいに吸い込みながら、気持ちのよい一日の始まりを迎えました。
朝食後は移動し、前日に収穫した大量のフキを使った「筋取り(下処理)」の加工体験へ。
一本一本手作業で丁寧に筋をむく手仕事を行いながら、自然と笑顔と会話が弾みます。
まさに昔ながらの「井戸端会議」のように、世代や地域を超えた温かい交流の時間が流れていました。



【メディアで紹介されました。】
7月4日(土)放送の NHK仙台「被災地からの声 つぎの一歩」にて、山学校の企画者の一人である余田 大輝さんが紹介され、番組内で「みんなの山学校」の実施風景が放映されました!
これからの「みんなの山学校」
山村の暮らしの魅力だけでなく、課題や「リアルな今」に触れることで、参加者一人ひとりにとって葛尾村が「特別な場所」になった充実の2日間となりました。
今回の実験的な取り組みで得られた気づきや反省点を活かし、今後はさらに多くの「葛尾村ファン」を増やすための一般向けツアーとしての募集も視野に入れて準備を進めていきます。
次回は、冬の山村の暮らしを体験できる「冬の部」の企画を検討中です。
「みんなの山学校」のこれからの展開に、ぜひご期待ください。
写真提供:(株)野生動物保護管理事務所。本記事に掲載されている写真の無断利用・転載を禁止します。