福島の浜通りを巡る観光ドライブ 復興と歴史を学ぶ1泊2日モデルコース
東日本大震災からの復興の歩みをたどる旅。
2011年3月11日、福島県は未曾有の大震災と原子力災害に見舞われました。
あの日から長い年数が経過した今も、傷跡は深く残っていますが、人々は前を向き、力強い復興の歩みを一歩ずつ進めています。
被災地の「今」を象徴する場所を訪ね、地元の人々の温かさに触れながら、命や絆の大切さを、この旅を通して感じてみませんか。

東日本大震災・原子力災害伝承館
震災の教訓を、未来を生きる力へ。
津波や原子力災害の被害を受けた施設や、現在の復興状況を間近で「体感」できる施設です。
展示物や映像を通じて、当時の大規模な災害状況と、その後の復興に至る過程を学ぶことができます。さらに、語り部による生の声に耳を傾けることで、経験者の視点から災害の教訓や教訓を深く理解することができます。
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- 住所
- 福島県双葉郡双葉町大字中野字高田39
- 電話番号
- 0240-23-4402
- 営業時間
- 9:00〜17:00(最終入館16:30)
- 休業日
- 火曜日(火曜祝日の場合は翌平日)・年末年始(12/29〜1/3)
震災遺構 浪江町立請戸小学校
津波の脅威、地域の記憶を後世に伝える
浪江町立請戸(うけど)小学校は、2011年3月11日に発生した未曽有の大地震、大津波、およびそれに続く原子力発電所事故により、甚大な被害を受けました。
しかし、当時の在校児童93名(うち1年生11名は帰宅済み)は、教職員の迅速かつ適切な判断と児童たちの協力体制によって、奇跡的に全員の無事避難が叶いました。
この教訓と地域の記憶を後世に伝えるため、地域のシンボルであった請戸小学校は震災遺構として整備・保存されています。防災について考えるきっかけを提供し、経験を伝承していくための施設として、2021年10月より一般公開が開始されました。
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- 住所
- 福島県双葉郡浪江町請戸持平56
- 電話番号
- 0240-23-7041
- 営業時間
- 9:30~16:30(最終受付は16:00)
- 休業日
- 毎週火曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館
年末年始(12月28日~1月4日)
※天候・災害等により臨時休館する場合もあります。
【ランチ】道の駅なみえ
浪江町の復興のシンボル
浪江町の特産品を「買う・見る・食べる」の五感で楽しめる道の駅。
請戸漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を使ったお刺身や海鮮丼、浪江町自慢のB級グルメ「なみえ焼そば」や、酒蔵が造る本気の甘酒スイーツをご堪能ください。
新鮮な野菜や海産物、オリジナル商品なども取り扱う直売所で、おみやげショッピングも楽しめます。
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- 住所
- 福島県双葉郡浪江町大字幾世橋字知命寺60
- 営業時間
- 10時〜18時
- 休業日
- 毎月最終水曜日(なみえの技・なりわい館 大堀相馬焼のみ毎週水曜日)
巨大風車の展望台(阿武隈風力発電所展望施設)
自然の美しさと再生可能エネルギーの迫力が融合
福島県葛尾村に誕生した新たなランドマーク、21基の巨大な風車が織りなす圧巻の景色が目の前に広がる展望台です。
ここでは、自然の雄大さとクリーンエネルギーの力強い鼓動を肌で感じることができます。
風車の高さは約140m。50階建てのビルに匹敵する巨大さです。
直径が約100mもあるブレード(羽)が風を受けて悠々と回る姿は、圧倒的なスケール感。
ぜひ真下から眺めてみてください。
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- 住所
- 福島県双葉郡葛尾村 葛尾野行152-2
- 電話番号
- 0247-61-7585
復興交流館あぜりあ
全村避難からの復興のシンボル 絆を深めるための交流館
葛尾村復興交流館あぜりあは、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故による全村避難からの復興のシンボルとして、つながり・絆を深めるための活動や交流を推進し、にぎわいと活力ある村づくりに活用するため、葛尾村が建設したもの。
葛尾で100年続く伝統食「凍み餅」 などの特産品や、村民の手作り小物を展示・販売しています。
葛尾産のブランド羊肉「メルティーシープ」が買える、ユニークな自動販売機もあります。
開放的なスペースで挽きたてのコーヒーを飲んだり、無料の給茶機があったりと、ひと休みできるのも嬉しいところ。
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- 住所
- 福島県双葉郡葛尾村 落合字落合20-1
- 電話番号
- 0240-23-7767
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 毎週月曜日(月曜が祝日の場合翌平日)
年末年始(12/29~1/3)
みどりの里せせらぎ荘
里山の村・葛尾で、あぶくま高原の地下水を使った超軟水の湯に浸る
ゆったりと快適な滞在ができる宿泊施設、せせらぎ荘。
窓を開ければ聞こえてくるのは小川のせせらぎと小鳥のさえずり。
洋室と和室を備え、どなたでも安心してくつろげる落ち着いた空間で、心安らぐひとときを過ごせます。
あぶくま高原の地下水を使った超軟水の大浴場があり、森林を眺めながらお湯に浸かれるのも嬉しいポイント。
近隣の五十人山(ごじゅうにんやま)から湧き出す清らかな水は肌触りが心地良く、身体の芯からじんわりと温まります。
食事付きプランでは御膳料理を提供しています。
「地物にこだわる」をテーマに、黒毛和牛や新鮮鶏肉、地元野菜を使った贅沢な御膳料理をぜひご堪能ください。
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- 住所
- 福島県双葉郡葛尾村落合菅ノ又6-5
- 電話番号
- 0240-37-4800
- 営業時間
- チェックイン:15:00~
チェックアウト:~10:00
日帰り入浴:11:00~19:00 - 休業日
- 毎週月曜日
葛尾大尽屋敷跡公園
松本一族が紡いだ歴史と風景
江戸時代から明治時代にかけて約200年間、栄華を誇った豪商・松本一族。
木材・塩・生糸・製鉄業などで巨大な富を築き、「葛尾大尽(かつらおだいじん)」と呼ばれました。
現在は一族が残した広大な敷地跡が公園となっています。
春には葛尾村の天然記念物に指定されている樹齢200年を超えるしだれ桜が咲き誇り、秋には近江八景を模して造られたという庭園に色づく紅葉が鮮やかに景色を彩ります。
多くの石垣や蔵の跡なども残されており、当時の繁栄を物語る貴重な文化財を目にすることができます。
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- 住所
- 福島県双葉郡葛尾村大字葛尾敷井畑109
胡蝶蘭(かつらお胡蝶蘭合同会社)
葛尾の希望を咲かせる純白の「ホープホワイト」
復興への願いを込めて「ホープホワイト」と名付けられた、真っ白で大きな花を咲かせるブランド胡蝶蘭。
かつらお胡蝶蘭合同会社ではこのホープホワイトの育成・出荷を行っており、事前に連絡をすれば栽培ハウスの中を見学OK。
ハウスの中に入ると、真っ白な美しい胡蝶蘭が一面に広がる圧巻の光景が見られます。
寒さに弱い胡蝶蘭は、これまで東北ではあまり栽培されてきませんでしたが、葛尾村では再生可能エネルギーと最新の温室設備を活用し、厳しい気候の中でも高品質な胡蝶蘭を育てています。
その成果は品評会でも高く評価され、数々の賞を受賞。今では首都圏をはじめ販路を広げ、葛尾村の未来を彩る新しい誇りとなっています。
「幸せが飛んでくる」「純粋な愛」という花言葉を持つ、縁起が良い胡蝶蘭。
お土産に、贈り物に、買ってみてはいかがですか?
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- 住所
- 福島県双葉郡葛尾村落合菅ノ又148-2
- 電話番号
- 0240-37-4380
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 休業日
- 不定休
石井食堂
葛尾村で愛され続ける食堂「石井食堂」の心ほぐれる名物チャーハン
震災後、避難生活と三春町での仮店舗営業を経て、葛尾村で新店舗を再建。
以来、復興関連の仕事をしている人たちや帰還した村民の胃袋を満たしてきた石井食堂。
テレビでも紹介された名物の大盛りチャーハンに使用するお米は、普通盛りで3合、大盛りは5合!!
温かな雰囲気に包まれた店内で、心もお腹もほっと満たされます。
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- 住所
- 福島県双葉郡葛尾村大字落合字西ノ内10
- 電話番号
- 0240-29-2030
- 営業時間
- 食堂:11:00~18:30
売店:7:30~19:30 - 休業日
- 日曜日
三春滝桜
時を超えて咲き誇り、人々の心を照らしてきた桜
大正11年、日本で初めて桜の木として国の天然記念物に指定され、令和4年にはその歴史が100年を迎えた三春滝桜。
長い年月、変わらぬ美しさで訪れる人々の心を照らし続け、日本三大桜のひとつとして愛されてきました。
三春町は、東日本大震災の後、葛尾村民が避難していた地域。
震災の年も見事に花を咲かせ、その姿は多くの人に希望と癒やしを届けました。
また、阪神・淡路大震災の翌年には、その苗木が神戸市長田区に寄贈され、今では大きく育って地域の希望の象徴となっています。
同じく三春町の苗木を育てた熊本県益城町では、熊本地震で根本から裂けるように割れた桜が、それでもたくさんの花を咲かせるようになったことから、復興の象徴として受け止める声も生まれました。
桜がつないできた想いと再生の物語に、そっと触れてみませんか。
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- 住所
- 田村郡三春町大字滝字桜久保

